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注2)聖エウフェミニア

紀元4世紀、ギリシャ生まれの聖女
異教の儀式への参加を拒んだために
ノコギリ付きの車輪で引き裂かれたり
凶暴な熊のオリに放り込まれたりしたが
奇跡によって助けられる。
最後は剣で刺し殺された。

スルバラン作「聖エウフェミニア」1636年
プラド美術館所蔵

注3)聖クララ

12世紀の聖女。イタリア/アッシジで、聖フランチェスコを助けて 修行に励んだ修道女。
現在アッシジの「聖キアーラ(クララ)教会」に遺体が安置されている。
ジオット作「聖キアーラ(クララ)」 

 

注4)聖エリザベツ(エリザベス、エリザベート)

エリザベツと呼ばれる聖女は2人いる。

一人は新訳聖書に出てくる聖ヨハネの母、聖母マリアの従姉妹にあたる聖エリザベツ。
もう一人は13世紀のハンガリー王女で、貧者に施しをして尊敬を集めていたが、夫に見つかりそうになった時、奇跡によって施し物が薔薇の花に変わったという。

 

スルバラン作「ポルトガルの聖イザベラorハンガリーの聖エリザベート」

1645年頃/プラド美術館蔵
 

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